デ・キリコ展を見る
2014.11.26 Wednesday
所用で東京駅方面へ出掛け、用事を済ませて日本橋界隈を散策していた時に、ふとパナソニック汐留ミュージアムで開催中の「デ・キリコ展」のことを思い出し、地下鉄に乗って新橋へ。
デ・キリコといえばまずあの形而上絵画が思いだされ、個人的にもとても好きなのですが、今回の展覧会では、キリコの創作の変遷が見られ、大変に興味深くまた充実したものでした。
なかでも古典主義やネオ・バロックの作品は、日本ではあまり見る機会がなく、感銘を受けました。また、ミュンヘン時代にベックリンや、ニーチェからも大きな影響を受けたことも紹介されていて、とても興味を引かれました。ベックリンは、私の好きな画家の一人で、デ・キリコが影響を受けたとことに新鮮な驚きを覚えました。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、ベックリンは19世紀を代表する画家の一人で、ミュンヘンのノイエ・ピナコテークで充実したコレクションを見て以来、ファンになりました。
「ジョルジョ・デ・キリコ 変遷と回帰」は五つの区分に分かれて各時代の作品が紹介されています。
1.形而上絵画と発見
2.古典主義への回帰
3.ネオバロックの時代ー「最良の画家」としてのデ・キリコ
4.再生ー新形而上絵画
5.永劫回帰ーアポリネールとジャン・コクトーの思い出
2014年12月26日まで 10時〜18時

デ・キリコといえばまずあの形而上絵画が思いだされ、個人的にもとても好きなのですが、今回の展覧会では、キリコの創作の変遷が見られ、大変に興味深くまた充実したものでした。
なかでも古典主義やネオ・バロックの作品は、日本ではあまり見る機会がなく、感銘を受けました。また、ミュンヘン時代にベックリンや、ニーチェからも大きな影響を受けたことも紹介されていて、とても興味を引かれました。ベックリンは、私の好きな画家の一人で、デ・キリコが影響を受けたとことに新鮮な驚きを覚えました。日本ではあまり知られていないかもしれませんが、ベックリンは19世紀を代表する画家の一人で、ミュンヘンのノイエ・ピナコテークで充実したコレクションを見て以来、ファンになりました。
「ジョルジョ・デ・キリコ 変遷と回帰」は五つの区分に分かれて各時代の作品が紹介されています。
1.形而上絵画と発見
2.古典主義への回帰
3.ネオバロックの時代ー「最良の画家」としてのデ・キリコ
4.再生ー新形而上絵画
5.永劫回帰ーアポリネールとジャン・コクトーの思い出
2014年12月26日まで 10時〜18時
