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新潟室内合奏団第60回演奏会を指揮しました 

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    新潟室内合奏団第60回演奏会

    シューベルト:歌劇『アルフォンソとエストレッラ』序曲
    リスト:ピアノ協奏曲第1番 小杉真二(ピアノ)
    シューマン:交響曲第3番『ライン』

    2010年11月6日18時45分
    新潟市民芸術文化会館
    コンサートホール
     
    毎年秋は新潟室内合奏団との共演を楽しみにしていますが、
    今年はピアニストの小杉真二さんをお迎えして、リストのピアノ協奏曲第1番
    と生誕200年のシューマンにちなんで交響曲第3番『ライン』を演奏しました。
    シューマンの交響曲を45人規模のオーケストラで演奏することに疑問を持つ方も
    いるかもしれませんが、そもそも当時のオーケストラは50人程度の規模が多く、
    以前にこのオーケストラと演奏した、シューマンの交響曲第4番も、ブラームスの
    交響曲第1番もそうしたコンセプトに基づいていました。
    もっともこれは人数の問題だけではなく、作曲家の求めた響きをどのように
    再現するか、様々な角度から検討して指揮者が再構築していくという重要な
    問題でもあります。

    日本では実現していませんが、海外ではシューマンやブラームスの交響曲を
    オリジナル楽器で演奏する演奏会が開かれています。一作年パリで、
    サイモン・ラトル指揮The Orchestra of the Age of Enlightenment
    でシューマンの4番と3番の交響曲を実演で聴く機会がありました(当ブログを参照ください)
    編成は大きかったにも関わらず、モダニズムの演奏とはまったく違った、
    透明感のある演奏は、現代におけるロマン派交響曲の上演の新しい可能性
    だと感じました。

    そういう意味では今回の新潟での演奏は、メンバーの非常に高い集中力と
    これまで以上の柔軟性で、質の高いシューマンの交響曲を演奏を来場した
    お客様にも聴いてもらえたのではないかと思います。

    リストのピアノ協奏曲第1番は、今回のソリスト小杉真二さんからのリクエストでした。
    小杉さんは、すばらしい音楽性と聴衆を引き寄せる魅力とを兼ね備えたピアニストで、
    共演できてとてもうれしく思います。

    コンサートのオープニングで演奏したシューベルトの歌劇『アルフォンソとエストラッラ』序曲は
    あまり演奏されることのない作品ですが、『ロザムンデ』初演の際に作曲が間に合わなかった
    序曲の代用として使われました。この曲はシューベルトの生前には演奏されず、
    リストがワイマールで初演した事で知られるようになりました。今回の演奏会では
    リストのピアノ協奏曲との関連で演奏しました、個人的にはもっと演奏されて良い曲では
    ないかと思っています。

    コンサートの後の打ち上げでは、メンバー方から今後の選曲についての率直な希望も
    聞くことができ、今後も充実した演奏会目指して、頑張ろうと思います。

    それにしても個人的には、体調管理に課題を残しました。
    10月11月の移動とストレスが本番直前に腰痛に発展し、
    新潟で練習前に整体に行くなどして、コンディションを整えての本番でした。
    ステージでは、前屈姿勢があまりできず、それらしく挨拶するのにも苦心。
    本番はまっすぐに立っているので、さほど影響は出なかったものの、
    コンサートの翌日に整体師さん診てもらうと、精神的・肉体的疲労も
    かなりあり、身体のケアがなっていないと注意されました。
    指揮は激しい運動なので、スポーツ選手と同じく、コンサートの前後には
    必ずストレッチをして筋肉を弛めるように指導を受けました。
    「このまま放置していると、長生きできませんよ」と言われて
    健康管理には気を使っているつもりだっただけに、かなりショックでした。

    来年は重要なスケジュールが目白押し。

    3月京都のオーケストラ・プロジェクト
    5月新潟室内合奏団
    8月福島大学管弦楽団
    11月新潟室内合奏団
    12月札幌シンフォニエッタ

    いろいろと健康管理や移動などの問題を
    抜本的に改善しないと、と痛感しました。







    la fontaine * クラシック音楽 * 11:50 * comments(0) * trackbacks(0)

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