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アーノンクールのコンサートに多くの残席!! なぜ??

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    JUGEMテーマ:音楽

    10月29日(金) 
    前日の新潟での練習を終え、東京に戻ってからアーノンクールの来日公演の
    「天地創造」を聴いた。

    演奏はもちろん素晴らしかったが、それより開演時の客席をみて
    「えぇ・・・!!!」と驚いた。
    なんとサントリー大ホールに目立つ空席!!!
    それも2階正面の(高額な)席をはじめとして、1階席2階席の両サイドも入れ、
    ざっと目算で300〜400席が空いていた。
    休憩に「今日はずいぶん寂しいね」というお客さんもの声も耳に入った。

    ヨーロッパでは間違いなくほぼ完売になるアーノンクールのオペラやコンサート。
    たしかに26日の「ロ短調ミサ」の時にも空席はあったが、9割は埋まっていたという印象。
    しかし、29日の空席は異常!アーノンクールにはファンがいる一方、アンチもいることも事実。
    しかも、最後の来日公演と銘打って、大々的に宣伝したにしては、この聴衆の動員数は
    理解に苦しむ。
    これだけしか集まらなかったのか、それとも高額なチケットが倦厭されたのか?
    前回2006年の来日公演の盛況ぶりから考えると、どうも後者のような気がしてならない。 
    たしかにリーマンショックや円高不況と言われる経済状況だ。
    しかし、当分日本では聴けないようなクオリティの高い「天地創造」を、チケットが高額ゆえに
    失った人もかなりいるのではないか?

    海外のコンサートやオペラでは、その日のチケットの売れ行きにより、数を決めて
    スタンバイチケットや学生券を出すところが多い。端間からそれにより、客席は埋まるし、
    学生は良質の実演に触れる機会ができる。それが劇場やホールのシステムとして
    確立している。だから、海外では聴衆も、また音楽家も育っていく環境があるのだ。

    日本の場合、貸しホールという現状があり、すぐには対応できないかもしれない。
    また、正規料金で買った人とスタンバイの割引で買った人との値段の格差を指摘する人も
    いるかもしれない。しかし、スタンバイチケットの人は、直前まで聴けるかどうかわからない、
    というリスクを背負う。
    ただ、ヨーロッパでこうしたことが問題になった話は聞いたことがない。

    いずれにせよ、アーノンクールのコンサートは、日本のクラシック・コンサートのあり方を
    検討するきっかけを与えてくれたとのではないかと思った。


    la fontaine * アーノンクール * 12:01 * comments(0) * trackbacks(0)

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