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フランクフルト歌劇場 コルンゴルト:歌劇「死の都」

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    12月17日
    フランクフルト市立歌劇場
    コルンゴルト:死の都(1920)
    死の都
    このオペラの舞台上演を観るのはこれで2回目です。フランクフルト歌劇場は今シーズンから音楽監督にセバスティアン・ヴァイグルを迎え、意欲的な取り組みをしています。
    11月22日のプレミエは新聞評も良かったので、劇場はほぼ満員。
    定期会員もいるとはいえ、この演目で劇場がいっぱいになるのは日本では想像できないです。
    コルンゴルト(1897〜1957)は第2次大戦前には、非常に有名な作曲家でした。ユダヤ系であったため、第二次世界大戦でアメリカに亡命。彼の音楽はナチスによって「退廃芸術」という烙印を押され上演を禁じられました。アメリカに渡ったコルンゴルトはハリウッドの映画音楽の分野で活躍し成功をおさめました。終戦後ドイツに戻ってはみたものの、人々の記憶から彼の名前はすっかり忘れられ、二度と脚光を浴びることはありませんでした。

    1980年代からそうした作曲家の作品にふたたび注目があつまり、コルンゴルトの「死の都」も再び劇場のレパートリーに加わるようになりました。

    フランクフルト歌劇場での上演は、歌手が充実していました。パウル役のフォークト(Klaus Florian Vogt)、マリエッタ役のパブロフスカヤ(Tatiana Pavlovskaya)、フランク役のナギー(Michael Nagy)、ブリギッテ役のファスベンダー(Hedwig Fasbender)。
    日本では知名度は低いかもしれませんが、ヨーロッパの歌劇場で活躍をしている人たちです。とくにパウル役のフォークトの歌唱は、すばらしかったです。パブロフスカヤは、声は良かったのですが、ドイツ語のディクション(明瞭性が)今一つでした。
    指揮のヴァイグルはこの作品を良くまとめてはいましたが、オーケストラからより豊かな音色を引き出せたらよかったと感じました。
    コルンゴルト:歌劇「死の都」 [DVD]
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    Naxos
    la fontaine * オペラ * 07:59 * comments(0) * trackbacks(0)

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