<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 宮城学院 生涯学習 後期講座 | main | 塩竃 魚市場解放まつり2009 Shiogama Fishmarket Openday >>

ブックレビュー:高城剛「サバイバル時代の海外旅行術」

0
    サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)
    サバイバル時代の海外旅行術 (光文社新書)
    高城剛

    この本は、一見すると海外旅行について書かれたハウツー物のように思われます。
    たしかに、海外と日本の旅行ガイドの比較や、旅の情報の集め方、安い航空券の入手方法など、著者自身の体験に基づく記述は興味深くまた役に立ちます。
    とくに日本の海外旅行ガイドブックが無駄な(役に立たない)情報が多いことには、私自身も納得して読みました。

    しかし、読み進むうちに、20世紀と21世紀の旅行に対する意識の違い、そして旅行そのものが人間をより豊かにするものであること。さらには日本人の内向的な精神構造を憂う筆者の「危機感」のようなものが行間にじみ出ている旅行文化論ではないか、という気がしてきます。
    著者は、「21世紀は、モノを届ける時代ではなく、サービスや文化や知恵を届け、行った先で何をするのか、それがどんな社会的意義があるのか、といた独自のスタイルが求められる時代」と位置づけ、日本人がもっと海外に出ることを推奨しているのです。

    ついでながら、著者が、有名な映像作家であり、沢尻エリカの夫君であることは、読後に初めて知りました。

    la fontaine * ブックレビュー * 22:26 * comments(0) * trackbacks(0)

    コメント

    コメントする









    トラックバック

    このページの先頭へ