<< November 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
<< 札幌指揮セミナー  Teaching in Sapporo | main | ドイツ期待のテノール カウフマン(更新)  German Tenor Kaufmann >>

アバド カルミニョーラ モーツァルト・ヴァイオリン協奏曲全集

0

    モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集
    アバド(クラウディオ)&カルミニョーラ(ジュリアーノ),モーツァルト,アバド(クラウディオ),カルミニョーラ(ジュリアーノ),モーツァルト管弦楽団

    とても刺激的なアルバムです。アバドが新しく組織した古楽器オーケストラを指揮して、モーツァルトのヴァイオリン協奏曲を録音。独奏はカルミニョーラ。アバドもここまで来たか、というのがまず第1の感想。しかし、作品の原典に立ち返って演奏するというのは、アバドの若い頃からの姿勢でもあるので、当然の帰結といえるかもしれません。
    アバドはこれまでも若い音楽家を中心とするオーケストラをいくつも立ち上げてきました。しかし今回のオーケストラがもつ意味は、これまとはまったく違っていると思います。
    1950年代からウィーン・コンツェントゥス・ムジクスをはじめ多くの古楽器アンサンブルが創設されてきました。しかしこれらはおもに古楽を専門とする音楽家によって組織されたものです。こうした音楽家たちは1980年代以降現代楽器のオーケストラに客演し、古楽の経験に基づく演奏解釈で古典に新しい光をあててきました。
    このアバドの試みはまったく新しいものです。既存の古楽アンサンブルに客演するのではなく、アバドが創設した古楽オーケストラなのです。
    この組み合わせによるモーツァルトの交響曲集もライブ録音で同時に発売されています。
    演奏は、現代楽器の古楽奏法が当たり前になった現代において、古楽器を用いる意味を改めて知らせてくれると思います。

    An excellent recording of Mozart's complete Violin Concertos with Claudio Abbado and Violinist Carmignora. The Orchestra Mozart is newly established by Abbado, with period instruments.

    la fontaine * CD/DVDレビュー * 00:50 * comments(0) * trackbacks(0)

    コメント

    コメントする









    トラックバック

    このページの先頭へ