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生涯学習講座 「オペラの魅力に迫る」  『フィガロの結婚』 

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    宮城学院女子大学の生涯学習講座がスタートした。
    私が担当するのは今年で三年目。おかげさまで毎年熱心な受講生の
    方が集まる。なかには二年・三年連続やご夫婦で受講されている方
    もいる。ほんとうにうれしい。

    今年は2つの講座を担当するが、その一つがこの講座「オペラの魅力に迫る」だ。
    オペラは、音楽だけでなく台詞、演技や舞台装置など人間の感覚に
    訴える総合芸術で、その視点から一つの作品を隔週全12回で鑑賞
    していこうというのがこの講座の趣旨。モーツァルトの名作
    「フィガロの結婚」をテーマ作品に選んだ。

    5月12日(土)10:20〜11:40
    第1回目
    開講にあたって、年間のスケジュール、教科書などの説明をした。
    今年は講座のテキストとして
    名作オペラブックス1 モーツァルト フィガロの結婚
    モーツァルト フィガロの結婚
    アッティラ チャンパイ, アッティラ チャンパイ; ディートマル ホラント
    (音楽之友社)を選んだ。
    これを選んだ理由は、このシリーズは全曲のあらすじ、台詞の対訳
    はもちろん、ドキュメンテーションとして作品の成立にまつわる
    ことがらなど多くのことが書かれているからだ。
    オペラははじめてという受講生の方もなかにはいるが、原書は
    ドイツで発売され、本場ドイツでも愛好家こうした内容の本を
    読んでオペラを鑑賞するという話しもした。

    序曲
    序曲の本来の意味について話した後、近年序曲の演奏から舞台を
    暗示する演出があることに触れた。
    そのなかで、ポネルが演出し映画化したDVDで、まず何も説明せず
    見てもらった。その後、教科書であらすじと「セヴィリアの理髪師」
    「フィガロの結婚」の原作と登場人物について説明。
    その後に、もう一度同じ映像を、今度はその都度一時停止を
    かけて、

    フィガロの職業(何でも屋)
    フィガロと伯爵との関係(かつてフィガロはリンドロ(伯爵のこと)を
    手助けしてロジーナ(伯爵夫人)と結ばれた)
    伯爵の肖像画の裏書
    鬘による伯爵夫人の暗示
    ギター

    などその演出のねらいを説明しながら見てもらった。


    モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》
    モーツァルト:歌劇《フィガロの結婚》
    私がヨーロッパに滞在していた1980年代はポネルは超売れっ子演出家で、
    多くのオペラハウスで彼の演出したオペラが上演されていた。
    私も彼の演出した「フィガロ」をケルンとチューリッヒで見ている。
    この映画化された「フィガロ」はかつてNHKでも放映されたもの。
    賛否両論があると思うが、オペラ内容を知るにはもってこい。


    la fontaine * オペラ * 10:02 * comments(0) * trackbacks(0)

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