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指揮法セミナー@福島市

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    指揮法のセミナーを始めた。これまで個人指導で指揮を教えていた若い指揮者のほかに、あらたに参加希望者を募りレッスンを始めた。


    ↑当日の受講生、ピアニスト、とともに(右から2番目が私)。


    レベルは受講生の経験などにあわせ二つのコースがある。

    1)エレメンタリー
     指揮を基本から学びたい人のためのコース
    2)アドヴァンスト
     指揮の経験があり、オーケストラや合唱を指揮している人のコース

    現在受講生は少ないので合同でおこなっている。そのほうが、お互いにとって刺激になると思われるからだ。私のセミナーでは、シンフォニーのレパートリーのみならず、オペラのレパートリーも取り上げる。私が留学していたケルン音楽大学の指揮科では、オペラを勉強することに重点が置かれていた。ドイツでは指揮者のキャリアが、まずオペラハウスから始まるからだ。
    さらに指揮の技法のほか、近年非常に重要になりつつある音楽の解釈、古楽の演奏習慣についても取り上げる。

    4月15日は、アドヴァンストでは、ブラームスの交響曲第2番ニ長調、第1楽章と第4楽章、エレメンタリーではモーツァルトの「魔笛」からアリアを何曲か取り上げた。受講生一人あたり40〜50分、受講生はピアニストを相手に指揮をし、それに対して私がコメントする。ブラームスを指揮した受講生は、指揮の経験者であったので、本人が気が付かない癖や音楽的・技術的に問題と思われたところを重点にレッスンをした。また音楽の表現方法や解釈、また実際のオーケストラではどのようなことに注意をして指揮をするべきかについても触れる。もちろん必要に応じて私も指揮をして見せることがある。


    ↑指揮する受講生

    セミナーの終わりに、音楽演奏の潮流(とその変遷)についての話をした。例として、モーツァルトの「魔笛」第2幕冒頭の「僧侶の行進」を取り上げた。これはアラ・ブレーベ(2/2)で表記されている。以前は間違いなく遅いテンポで四つ振りで演奏されていたが、近年速めの二つ振りの演奏が目立ってきた。これはに、古楽の演奏実践による影響と、それによる聴衆の聴体験の変化も大きく関係している。こうした伝統と古楽演奏の意味、現代における演奏の問題についても話をした。

    セミナーは今後月1回のペースで開催する予定である。


    次回予定:
    2007年5月20日(日) 17:30から
    場所:福島市音楽堂練習室
    参加ならびに見学希望など
    詳細についてはメール
    メールブルーにてお問い合わせください。
    la fontaine * クラシック音楽 * 23:35 * comments(0) * trackbacks(0)

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