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ブリュッヘン指揮新日フィル演奏会 シューマン&ベートーヴェン

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    2007年1月26日 すみだトリフォニーホール
    シューマン:交響曲第4番ニ短調(1841年初演版)
    ベートーヴェン:バレエ音楽「プロメテウスの創造物」
    指揮:フランス・ブリュッヘン 
    新日本フィルハーモニー交響楽団


    ブリュッヘンが2005年以来、再び新日フィルの定期演奏会に客演した。
    今回はどれもブリュッヘンの特質が活かされるプログラムで
    非常に興味を持って会場へ足を運んだ。今日がその初日。

    オーケストラはヴァイオリンが左右両翼、ヴィオラが1stの右隣、
    チェロが2ndの左隣。コントラバスは最後列で管楽器の後ろ。
    プログラム冊子にはオーケストラの着席表が添付されていた。



    私もシューマンの交響曲第4番初演版は昨年11月に新潟で演奏して
    いるので大変に興味をもって聴いたURLいざ新潟
    。もちろん実演を聴くのははじめてだ。

    演奏は非常に引き締まったよいテンポで全体が運ばれた。この曲は
    スコアを見る限りは音が現行版のより少ないのだが、技術的・音楽的に
    要求されることは決して少なくはない。とくに弦楽セクションは難しい。
    ブリュッヘンは過剰に感情移入することはなく、作品のありのままを
    音の造形美として表現することに力点を置いていたと思う。
    また管楽器と弦楽器のバランスが非常によかった。
    もちろん弦楽器はヴィブラートを抑え(管楽器も)、声部は非常に
    見通しがよくなっていることも関係している。

    休憩後はベートーヴェンのバレエ音楽「プロメテウスの創造物」。
    これをメインとして取り上げるところがブリュッヘンらしい。
    実際彼は出兵18世紀オーケストラと非常によい録音を残している。

    ベ-ト-ヴェン/バレエ音楽<プロメテウスの想像物>
    ベ-ト-ヴェン/バレエ音楽<プロメテウスの想像物>
    ブリュッヘン(フランス), 18世紀オーケストラ, ベートーヴェン

    コンサートは非常に良い演奏だった。各楽曲の性格も、また音色的
    な面白さもよく表現されていた。木管楽器の独奏で、ヴィブラート
    が抑えられ、各声部の音色が際立って聴こえたのが面白かった。

    今日の演奏を通じて、時にオーケストラが曲中テンポの変わり目で
    一瞬ではあるがテンポ感が曖昧になったところが何箇所かあった。
    また、音楽のノリという点ではさらなる意欲・積極性が欲しいとも感じた。
    これは今年の初めにバイエルン放送で聴いたブリュッヘン指揮
    ミュンヘン・フィルの演奏と大きく違う点だ。
    技術的な水準は決して低くない日本のオーケストラ。
    音楽の積極的な自発性という点で控えめな国民性が裏目に出るのだろうか?
    la fontaine * クラシック音楽 * 23:03 * comments(2) * trackbacks(2)

    コメント

    普段の新日フィルはあまり聞いていませんが、
    いい響きでしたね。来週が楽しみです。
    Comment by fontaiene @ 2007/01/27 4:52 PM
    自分も聴きに行きました。普段の新日フィルとは違う、いきいきして響きが美しく感じました。
    Comment by キルギス旅行団 @ 2007/01/27 12:18 PM
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    From 人生日記 @ 2007/03/12 12:48 PM

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    From - @ 2007/02/02 2:35 PM
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