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フランス・ブリュッヘン指揮ミュンヘン・フィル演奏会

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    2006年12月10日 ミュンヘン:フィルハーモニー・ホール
    バイエルン放送Bayern4 Klassik 2007年1月6日放送

    ハイドン:交響曲第103番変ホ長調「太鼓連打」
     〃  :トランペット協奏曲変ホ長調 Hob. VIIe/1
    ベートーヴェン:交響曲第4番変ロ長調


    ブリュッヘンはアーノンクールとほぼ同じ世代に属し、リコーダーの第一人者として活躍した後、1980年代からは18世紀オーケストラを組織、自ら指揮して古楽のオーケストラ運動に寄与した。近年では、現代のオーケストラにも客演し、今月末から来月にかけては新日本フィルに再び客演する(*)。

    ブリュッヘンが現代のオーケストラと共演する際のアプローチも、
    古楽的発想に基づいている。弦楽器がビブラートを抑えていたのは、他の古楽系指揮者と共通であるが、ノリントンのようにクレシェンドやディミヌエンドで音を膨らませたり、アーノンクールのように強いコントラストを用いることもなく、どちらかと言うと作品を書かれたように音にするのに近い。もちろんアーティキュレーションは明確にし、ビブラートをせず、フレーズの終わりを少し弱くするという原則は貫いている。
    こうしたアプローチの場合、はっきり言って曲を選ぶと思う。前回の新日フィル来日公演の時も、プログラムによってそれが良いほうに行った時(シューマン:交響曲第2番)とあまりうまく行かなかった時(シューベルト:「グレート」)があった。
    この日放送された演奏では、引き締まった速めのテンポで全体をまとめていた。ハイドンの「太鼓連打」は、冒頭のティンパニに独奏をさせていた。メインのベートーヴェンの交響曲第4番も、全体が重くならず、活き活きとして作品の持つ運動性がよく表現されていた。このミュンヘン・フィルとの公演は、ブリュッヘンの特質が活かされた秀演だったと思う。

    *1月・2月の来日公演については
    新日本フィルハーモニー交響楽団のホームページURLを参照されたい。



     

    la fontaine * クラシック音楽 * 23:51 * comments(2) * -

    コメント

    そうでしたか。
    前回はシューマンの2番が良かったです。

    今回はベートーヴェンの「プロメテウスの創造物」
    「交響曲1番」あたりが良いかも。
    「プロメテウス」のCDはよいですよね。
    「交響曲1番」は18世紀オーケストラで80年代に
    聴きましたが、ブリュッヘンに合っていると思います。
     
    Comment by fontaine @ 2007/01/12 1:11 AM
    前回の来日は聞き逃したので、今回は都合がつけば行きたいです〜
    Comment by キルギス旅行団 @ 2007/01/11 10:55 PM
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