<< December 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 2日で1,000アクセス突破! | main | フランス・ブリュッヘン指揮ミュンヘン・フィル演奏会 >>

劇団レクラム舎公演 「Bench3」を観る

0
    Bench3
    別役実「場所と思い出」+小松幹生「冬の夜話し」
    会場:スタジオAR(世田谷区)
    出演:鈴木一功、酒向芳、水島涼太、松坂わかこ、
    小野田由紀子、小野寺亜希子、仲野元子ほか
    演出:青柳敦子
     


    劇団レクラム舎による公演「Bench3」の初日(1月3日)を見た。演目は別役実「場所と思い出」と小松幹生「冬の夜話し」の二本立て。お芝居は久々だったが楽しめる舞台だった。じつはレクラム舎の芝居を観るのは初めてで、きっかけは今回演出を担当した青柳敦子さんからの案内だった。
    青柳さんとは、以前ストラヴィンスキーの「兵士の物語」の舞台を
    一緒に手がけたことがある。彼女は現在テアトル・エコーの演出家として活躍している。

    さて会場のスタジオARは非常に小さなところで、客席も3列しかなく役者の演技は間近に見る事ができる。だが役者にとってはお客があれだけ近いとやりにくいのでは、などと考えてしまった。とはいえ、なにはともあれ最前列で観た。

    個人的には別役の作品「場所と思い出」が見ごたえがあった。バスを待つ間にあるセールスマンと、二人の女と1組の夫婦との出会いがバス停とそこにあるベンチで展開される。セールスマン役の酒向芳の演技が印象に残った。「冬の夜話し」は新作書き下ろしで、病院の喫煙室での話し。だが劇としてはまだ完成されていないという感が否めなかった。

    青柳さんの演出は、女性の視点から舞台が作られていて非常に興味深い。とくに「場所と思い出」では、女がいかに男に近づくか、心の動き、言葉の罠、またそれに翻弄される男、が見てとれた。
    終演後青柳さんと久しぶりに話しをする機会があったが、近い将来是非また一緒にオペラ、それも古典的な作品を手がけたいということで一致した。演出家としての彼女の今後の活躍に注目したいし、応援したいと思う。

    青柳敦子さんについてURL

    la fontaine * エッセイ * 23:59 * comments(0) * trackbacks(0)

    コメント

    コメントする









    トラックバック

    このページの先頭へ