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『英国歌曲展』 辻裕久テノール・リサイタルを聴く

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    先日5月22日に東京オペラシティで辻裕久さんのテノール・リサイタルがあった。
    伴奏は夫人で作曲家のなかにしあかねさん。二人とは8年ほど前になかにしさんの
    作品を初演した以来の知り合いでもある。

    英国歌曲展は、日本では演奏される機会の少ないイギリスの歌曲を紹介する
    ということで始められ、今年で10回目。
    なによりも本場イギリスで研鑽を積んだ辻さんが歌う英語の響きが美しい。
    そして辻さんのリリックで伸びのある声と歌われた歌曲の相性も抜群である。
    ハッキリ言って選曲はとても地味で、私も初めて聴くような作品がほとんど、
    フランク・ブリッジ、ロジャー・クィルター。しかし辻さんはそうした歌曲を、
    1曲づつとてもていねいに歌い、私たちに英国歌曲のすばらしさを聴かせてくれた。
    プログラムの後半のヴォーン=ウィリアムズの歌曲集『旅の歌』は北山裕隆さん
    の朗読を交えて披露された。

    聴きながら、ふとそこに日本歌曲でも聴くような親しみを覚えたのは私だけであろうか。
    また来年も聞きたくなる、そんな思い出が残る演奏会であった。


    第10回『英国歌曲展』
    辻裕久テノールリサイタル
    5月22日 東京オペラシティ・リサイタルホール

    フランク・ブリッジ  花さながらに愛らしく ほか3曲 
    ロジャー・クィルター 『3つのシェイクスピア歌曲』
    ベンジャミン・ブリテン 『赤いオオムとその他の歌曲』より 4曲
    レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ 歌曲集『旅の歌』 

    la fontaine * クラシック音楽 * 09:48 * comments(4) * -

    コメント

    私は夏の湿度が苦手なので、お話しをうかがうと
    ますます興味がでますね。機会があったら伺いたいです。


    Comment by fontaine @ 2006/08/04 11:07 PM
     ブログ本文とはまったく無関係なコメントで、恐縮ですが・・・
     岡山の某カトリック女子大を退官された方が、近くにお住まいです(行政的には富士見町になりますが)。

    「鳴門乙女のいいのが手に入ったから、お腹をすかせておいでください。」
    昨年末、急なお招きに預かりました。
    鳴門乙女??
    首をかしげながらも伺うと、ダイニングには、すでにリモージュのお皿とカトラリーがセッティング済み。
    ぱちぱちと薪のはぜる心地よい音とともに漂っていたのは
    、香ばしい焼き芋の香りでした。
    「鳴門乙女はね、焼き芋が最高に上手いんですよ!」
    喜々としながら火の勢いを調節し、まさに食べごろに焼きあがった焼き芋は小金色に輝きながら、リモージュの上に鎮座しました。箱根のトラピスト修道院のバター、アルプスの岩塩、ペルーの薔薇色の粗塩とともにナイフとフォークで頂いた焼き芋、素晴らしいランチでした。
     中世の修道院史がご専門というその方は、本当に、ここ信州の田舎暮らしを楽しんでいらっしゃいます。

     とき時私がお手伝いに行くペンションには、モーツァルトのレコードだけで、1000枚以上。
    タンノイのスピーカーで、バッハに、モーツァルトに耳を傾けるひと時は至福の時間。音大の生徒さんたちが毎年合宿にいらっしゃるクラッシク好きのたまり場です。
    蓄音機で再生されるSPレコードに夢中なパン屋さんもいらっしゃいます。
     ヴァイオリンやチェンバロなどの楽器製作者が大勢いらっしゃるのも、高原の乾燥して冷涼な気候ゆえのでしょう。

    原村、富士見。
    楽しい方たちがいっぱいいらっしゃいます。
     機会がありましたら、ぜひ一度遊びにおいでください。
    Comment by aosta001 @ 2006/08/03 3:11 PM
    辻さんはイギリスで研鑽を積まれた方で、彼の歌う英語(米語ではなく)はほんとうにきれいです。

    フェリアーのCD今度聴いてみます。

    私は田舎で音楽に浸れる生活憧れます。
    以前は北海道の山の中で1〜2週間
    過ごすこともよくあったのですが・・・・。
    長野はよさそうですね!!!
    Comment by fontaine @ 2006/07/31 11:52 PM
    おはようございます。

     私の大好きな往年の名コントラルト、キャスリーン・フェリアーのうたうイギリス歌曲も素晴らしいと思います。
    DECCAから発売された「フェリアーの芸術」の中の一枚「現代イギリス歌曲集」。
    私もこのCDで、スタンフォード、ウォーロック、ブリッジなどによる歌を始めて知りました。
    艶やかで深々としたフェリアーの声は、こうした歌曲をより魅力的なものにしているような気がいたしました。

    辻裕久さん、一度聴いてみたいです。
     田舎暮らしに首までつかっていると(富士見は隣町です)高速バスで充分日帰りできる距離にもかかわらず、東京もずいぶん、遠くなってしまいました。
    四月から一人暮らしを始めた息子の様子を見がてら、もう少し東京に通いましょうか・・・


     

    Comment by aosta001 @ 2006/07/31 6:10 AM
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