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☆10000アクセス達成☆

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    このブログが今年に入って3ヶ月あまり、遂に10000アクセスを超えました。
    一日平均で100近いアクセス!これは大変な数字だな〜と思います。
    先週から予告していたように、10000アクセス記念の記事、第1弾をアップ。
    ということになるとやはり話題はこの人でしょうか??

    <アーノンクール・エピソード>
    1970年代後半にチューリッヒ歌劇場で上演したモンテヴェルディの三つのオペラの
    大成功によって、アーノンクールはヨーロッパで注目を浴びるようになりました。
    この公演はヨーロッパでテレビ放映され、またLDにもなりアーノンクールの名を世界に
    広めたと思われます。その後、彼はやはりチューリッヒでモーツァルトのオペラを
    ツィクルス上演し、「斬新な」モーツァルト解釈はヨーロッパに旋風を巻き起こしました。
    同じ頃、王立アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団とのモーツァルトの交響曲の
    録音も発表され、その解釈もつねに「論議の的」となっていました。
    モーツァルト : 交響曲第40番&第41番「ジュピター」
    モーツァルト : 交響曲第40番&第41番「ジュピター」
    ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団, モーツァルト, アーノンクール(ニコラウス)
    私がドイツに留学していた1980年代は、ちょうどそうした時期でした。音楽雑誌や主要紙に
    彼のインタヴューがしばしば載りました。(最近その頃のインタビューを集めた“Mozart Dialog”が本としてドイツ語で出版されました。これについては後日書きたいと思います)。

    二つの著書、「古楽とは何か」(原題"Musik als Klangrede")、「音楽は対話である」
    (原題”Musikalische Dialog”)が相次いで出版され、各国語に翻訳されるようになると、
    彼の原典に裏付けられた音楽解釈が正当に評価されるようになっていきました。
    古楽とは何か―言語としての音楽
    古楽とは何か―言語としての音楽
    ニコラウス アーノンクール, Nikolaus Harnoncourt, 樋口 隆一, 許 光俊

    ギドン・クレーメル、ディートリッヒ・フィッシャー=ディスカウ、ペーター・シュラヤー、
    エディタ・グルベローヴァ、フリードリッヒ・グルダら多くの一流の演奏家と共演し、
    彼らの間でも絶大な支持と信頼を得ていました。
    モーツァルト : ピアノ協奏曲第23番&第26番
    モーツァルト : ピアノ協奏曲第23番&第26番
    グルダ(フリードリヒ), ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団, モーツァルト, アーノンクール(ニコラウス)
    モーツァルト:コンサート・アリア集
    モーツァルト:コンサート・アリア集
    グルベローヴァ(エディタ), アーノンクール(ニコラウス), ヨーロッパ室内管弦楽団, モーツァルト

    しかしアーノンクールが、ウィーン国立歌劇場やベルリン・フィルに登場するようになった
    のには、あるキーパーソンの力が大きいと思います。それはクラウディオ・アッバードです!
    彼はウィーン国立歌劇場の音楽監督になると、いち早くアーノンクールを招聘しました。
    彼はアーノンクールを非常に高く評価しており、両者は親しい間柄でもあるようです。
    アーノンクールがウィーン交響楽団と演奏したハイドンの「天地創造」の終演後には、
    楽屋に挨拶にもきていました。
    さらに90年代にアッバードがベルリン・フィルの常任指揮者に就任すると、客演指揮者の
    顔ぶれに、それまで「避けられていた!」ブーレーズ、アーノンクールらの名前が加わりました。
    ここにヨーロッパの演奏史の新しい1ページが開かれた、と思うのは大袈裟でしょうか?
    la fontaine * アーノンクール * 11:46 * comments(4) * -

    コメント

    hiromiさん

    ありがとうございます。
    がんばります。
    Comment by La fontaine @ 2006/04/08 10:29 PM
    figaroさん

    日本でアッバードは再評価されるべきです。
    ヨーロッパでの彼の人気と実力は、今でも
    相当なものです。
    Comment by La fontaine @ 2006/04/08 10:28 PM
    10000アクセス、おめでとうございます!凄いですね〜!!始めたころは3日坊主になるかもしれないとおっしゃっていたのに、これだけたくさんの方に愛されるブログになると、もう簡単にはやめられませんね!これからも音楽いっぱいの楽しい記事を心から楽しみにしています。頑張ってください!
    Comment by hiromi @ 2006/04/08 5:08 PM
     こんにちは。
     10000アクセス達成、おめでとうございます!

     アーノンクールの記事、じっくり読ませていただきました。

     >アッバード
     ベルリン・フィル在任中は、あれこれと厳しい批判をされていたようですが(特に、日本の音楽愛好家から?)、彼の業績は再評価されてしかるべきなのではないかと思っています。
    Comment by figaro @ 2006/04/08 3:29 PM
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