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Intermezzo ブックレビュー  ゾーヴァ・那須田「魔笛」

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    魔笛
    魔笛
    那須田 淳, Michael Sowa, ミヒャエル ゾーヴァ

    モーツァルトの「魔笛」とは個人的に何か縁がある。
    モーツァルトのオペラで初めて舞台上演をみたのが「魔笛」だし、
    ドイツの歌劇場(ミュンヘン)ではじめて見たオペラもそうだ。
    ケルン音大の指揮科で最初に勉強したのも「魔笛」。
    ケルンのオペラハウスで初めて観たオペラも、
    そしてドイツでの私の恩人、今は亡きコル叔母さんと出会ったのも
    「魔笛」だった。
    この作品には何か人を引き寄せる、結びつける何かがあるのだろうか?

    この絵本はゾーヴァがフランクフルト歌劇場で「魔笛」の舞台美術を
    手がけた際の原画をもとに、那須田が書き下ろした現代の絵物語だ。
    個人的にも親しい両者のいわば合作と言えるかもしれない。
    絵と文章はまるで初めから一緒に作られたオリジナルのように
    溶け合い一体となっている。

    物語はタミーノを主人公としてすすむ。
    時にアリアや台詞が織り込まれ、オペラの臨場感を目で魅せる。
    原作の本質をみごとに照らし出した、読んでいて心和む大人の童話だ。


    la fontaine * ブックレビュー * 20:13 * comments(2) * -

    コメント

    クラシック音楽に馴染みのない人、
    オペラはちょっと、という人にも
    お勧めです。

    Comment by La fontaine @ 2006/02/13 10:16 PM
     こんにちは。
     コメント、ありがとうございました。
    (どのようなスタイルであれ、心の踊るモーツァルトを聴きたいものです)

     これは、面白そうな一冊ですね。
     機会があれば、ぜひ読んでみたいと思います。
    (那須田淳さんのお名前と作品は、以前から存じていたのですが、こちらの記事で、「あっ、そういうことか」と気づきました。遅すぎです…)
    Comment by figaro @ 2006/02/13 1:31 PM
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