La fontaine de la musique

クラシック音楽を中心とした芸術文化系ブログ。La fontaine de la musique はフランス語で「音楽の泉」。

This is an official blog of conductor Masayuki Honda. The name of this site means 'The fountain of music".
In this site you can read my thoghts on music, but also currently intrests like travel or even eating out.

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1月のアクセス10000突破 More than 10000 visitors on January 2010
早いもので2010年も2月1日なりました。

先月のブログアクセス数は11500。昨年12月に続き1カ月のアクセス数が10000を超えました。
ちなみに昨年1年間のアクセス数は98,281。

今年は10万アクセス超えられるように、より一層内容を充実させていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

It is my great pleasure having more than 10000 visitors for the month January 2010.
The whole visitors in the year 2009 was 98281.
Thank you for your visiting.
| エッセイ | 20:13 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
2009年12月31日チューリッヒ歌劇場 バルトリのチェネレントラを観る
4日間のベルリン滞在で最後はチューリッヒに戻りました。大晦日のチューリッヒ歌劇場はチェチリア・バルトリ主演(といっても過言ではない)のロッシーニ『ラ・チェネレントラ』
実は昨年2009年に私は東京の新国立劇場でカサロヴァの歌うチェネレントラも観ているので、舞台は違うものの同じ年に二人の歌手でチェネレントラを観る機会に恵まれたことになりますnext

ロッシーニ:ラ・チェネレントラ
指揮:Muhai Tang
演出:Cesare Lievi
舞台:Luigi Perego

アジェリーナ:Cecilia Bartoli
クロリンダ:Sen Guo
ティスベ:Irène Friedli
ドン・ラミロ: John Osborn
ダンディーニ:Oliver Widmer
ドン・マニフィコ:Carlos Chausson
アリドロ: Laszlo Polgár

さて劇場に着席してライトも暗くなり幕が開くのを待つと、支配人のペレイラ氏が登場。歌手や出演者に変更がある場合に、聴衆に理解を求めるために登場するのが通例。すると・・・・
バルトリが今朝、足の指を骨折!! でも医師が固定して舞台に立てるように処置をしてくれたので歌うということ。
さすがに大晦日のガラ公演。バルトリが目玉とあって彼女も出演ということになったのでしょう。
ちなみにバルトリはチューリッヒに在住で、共演のバリトン歌手オリバー・ウィドマーはご主人。

さて公演はもちろん素晴らしいできでした。ただバルトリは以前にくらべ声が重くなったと思います。私は2007年の大晦日にもチューリッヒでこの演目のバルトリで聴いていますnext。その時はコロラトゥーラの軽やかさと音程の器械的な正確さが前面に出ていたのに対し、今回はより表現に重点が置かれていたように思いました。

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| オペラ | 13:51 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
2009年12月 ベルリン滞在記◆.哀奪襯「アルミーダ」を観る
ベルリンで「負の遺産」を観て、タジキスタン喫茶でお茶した後は、コーミシェオーパーで過激な演出(ビエイト演出)でスキャンダルとまで言われた話題のオペラ、グルックの「アルミーダ」を観ました。

アルミーダ

「アルミーダ」(またはフランス語で「アルミード」)は、イタリアの詩人タッソ(1544〜1595)の詩「解放されたエルサレム」に基づき、フランスの劇作家キノー(1633〜1688)が台本を書いた5幕のオペラで、もともとはフランス語。1686年この台本にリュリも作曲しています。
グルックの改革オペラ後期の作品の一つで、歌手の技巧を誇示するようなアリアは避けられ、テキストのデクラメーションと音楽の一致が図られています。さらに作曲に、リエト・フィネ(ハッピー・エンド)にすることなく、リナルド(ルノー)と決別しアルミーダが自らの道を歩むところで幕となります。

コーミシェ・オーパーは旧東ベルリンの歌劇場で、すべての作品をドイツ語で上演します。コーミシェ(英語のコミカル)というので、オペレッタを上演する劇場と思われがちですが、通常のオペラのレパートリーを上演しています。

グルックの「アルミーダ」は私も初めて観るオペラ。さいわい開演の30分前にロビーでプレトークがあるというので聴きました。「アルミーダ」が最後にベルリンで上演されたのは、1889年だったということで120年ぶりの再上演。

さて、先に述べた過激のなにが過激かというと、オペラの上演を観られるのが16歳以上という年齢制限が付いていることです!
妖術を使い十字軍の騎士を誘惑したというアルミーダ。その状況を16人の全裸の俳優に演じさせたり、愛欲に溺れる場面では性的な描写も含まれているからです。
グルックのオペラには関心がなくとも、その過激な演出を見に来たという観客もいて、劇場はほとんど空席もありませんでした。
さらに演奏の質も高かく、優れた上演だったと思います。
数あるオペラのレパートリーにあって「地味な」存在と思われるグルックのオペラをこうした形で注目させ、集客にも成功したのはひとえにこの過激な演出ゆえと言えるでしょう。
指揮はリュート奏者として、また古楽アンサンブルの指揮者として有名なコンラート・ユングヘンネル。演出はカリスト・ビエイト。

ちなみに「アルミーダ」は来シーズン(2010/11)も上演されるそうです。

アルミーダ舞台


| オペラ | 22:13 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
生涯学習クラスの新年会
 仙台の宮城学院で担当している生涯学習講座の受講生の方たちと1月16日に新年会を開催しました。生涯学習では指定土曜日の午前1コマ(オペラの魅力に迫る)と午後1コマ(クラシック音楽への招待)を受け持っています。
 今年度のオペラ講座は、前期『魔笛』、後期『オテロ』、クラシック講座は、前期「メンデルスゾーンの生涯と音楽」、後期「ハイドンの交響曲」をテーマとして取り上げました。皆さんとても熱心に受講され、午前と午後二つの講座を受講される方が何人もいます。
 新年会には、両方の講座から17人もの方が集まってくださいました。皆さんに自己紹介をしていただき、講座を受講するきっかけや音楽との関わり方なども話していただきました。とくにうれしかったのは、皆さんが講座を受けて、音楽がよりわかるようになった、知識が深まったと感じてくださっていることでした。
 皆さんと会食をしながら、年末に私がヨーロッパで観たオペラや演奏会、旅行のエピソードなどをお話をしました。音楽のことについてはメモをとったり、わからないことは質問も出たりと、講座さながらの場面もありましたが、親睦を深めることができたのはなによりもうれしいことでした。

最後に皆さんと記念撮影。
人数が多いので、グループに分けて撮りました。

生涯学習新年会1

生涯学習新年会2

新年会3

新年会4

場所:菜時季 大原 仙台駅前ビル7F
| エッセイ | 13:50 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
2009年12月 ベルリン滞在記 Stasi Museum, Bernauer Strasse Mauer Memorial
12月28日パリを後にし、空路ベルリンへ向かいました。ベルリンは5年ぶりくらいの訪問です。

ベルリンでは、長年の友人であるドイツ人演出家デレク・ギンペルとイギリス人ソプラノ歌手デボラ・ヨーク夫妻を訪問すること、超過激な演出で話題のグルックの「アルミーダ」を見ること、福島から旅行に来た高橋、小林両夫妻と現地で会うことなど盛りだくさんのプログラムでした。

12月28日(月)
ベルリン到着後、空港から市内中心部へバス向かい、高橋、小林両夫妻と会いました。一緒に軽くお茶と食事をしたあと、私はデレク&デボラの家へ。一昨年ベルリンの郊外に一軒の家を買ったので、いつでも来て下さい、という言葉に甘え、3日間お邪魔しました。130年前の民家をリノベーションした家は広く、私のほかにデボラのお父さんご夫妻も泊れるくらい部屋数がありました。

夜はベルリン・ドイツ・オペラでプッチーニの「ラ・ボエーム」観ました。通常の公演でしたが、なかなか見応えのある舞台でした。

12月29日(火)
デレク&デボラ、デボラのお父さん夫妻とベルリンの「負の遺産」を見学に行きました。ドイツには第二次世界大戦と東西ドイツ時代の東ドイツの「負の遺産」が残されています。
東ドイツ時代に暗躍した国家保安省(シュタージ)の建物が博物館として(Stasi Museum)残されていました。

Stasigebaeude
建物の外観。

office
オフィス

中に入ってびっくり。映画「007シリーズ」さながらのスパイ道具の数々。しかもこうして市民を監視していたというのですから、背筋が寒くなる思いです。

石
石でカモフラージュした監視カメラ。小さな丸が空いていてそこにカメラが仕掛けられていました。公園などになにげなく置き、市民の動向を探っていたものです。


盗聴器具や腕時計に隠された(見せかけた)マイクと録音装置。ここでうっかり反国家的な発言などしようものなら・・・!


これも市民を監視するためにおかれた隠しカメラの入ったタンク。

護送車
被疑者や逮捕者を連行した自動車。外からは何の車かは見分けがつきません。中は牢獄と同じ鉄格子。

牢獄
取り調べのために拘留した被疑者を留置する牢屋。幹部のオフィスの近くにありました。

続いて訪れたのが、ベルナウアー通り(Bernauer Strasse)に残された「ベルリンの壁 記念碑」
ここには取り壊されずにベルリンの壁が一部残され、壁の歴史や資料が記念館に展示されています。

ベルリンの壁
壁と監視塔を記念館の見学塔から見たところ。壁が直接面しているのはかつての西ベルリンで、東ベルリン側は、逃亡できないように壁までの間に障壁地帯が作られていました。


命がけで壁を越えようとして銃殺された人たちの慰霊碑。


壁の高さは3m。自動車で体当たりしたくらいではビクともしない頑丈なものでした。

ベルリンの壁をリアルタイムで知っていた自分としては、この壁が崩壊するとは夢にも思っていませんでした。おそらくドイツの人たちも同じ思いであったと思います。それがなくなった今、それがあったことは歴史的事実であり、それを後世に伝えようとするドイツに私たち日本も学ぶべきものがあると思った一日でした。

「負の遺産」を見学した後、みんなで昼食。さらに夕がたはタジキスタン喫茶でお茶を楽しみました。


ベルリンのタジキスタン喫茶で
デレク、ヨーク夫妻、自分、デボラ


| エッセイ | 12:04 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
パリ滞在記ぁ.リスマス・イルミネーション
一昨年(2008年)クリスマスの時期に初めてパリを訪れてから、クリスマスのパリにちょっとハマりました。何といってもイルミネーションが綺麗。さすがパリ。
昨年末(2009年)は、ガルニエ宮付近の夜景などを撮りました。

ラファイエット


クリスマスツリー
ギャラリー・ラファイエットの内部。
吹き抜けに大きなクリスマスツリーがありました。

天井
天井からは飾りが吊り下がっていました。

階上眺め
上から見下ろしたところ。

1912年に建てられたこのデパートのギャラリーは、アール・ヌーヴォー様式。しかも、隣接するオペラ座(ガルニエ宮)と共通する豪華さがあって、100年前のパリの繁栄を彷彿とさせます。

ラファイエット丸天井
上:ギャラリー・ラファイエットのギャラリー
下:オペラ座の内部


ディアギレフ、ニジンスキー、ストラヴィンスキーらロシア・バレエ団が客演していた当時からあったのだ、と思うと突然タイムスリップしたくなるような光景でした。
シャンデリア
| エッセイ | 10:22 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
2009年 パリ滞在記 ワイン博物館
前回の日記の続きです。
メトロのパッシー駅の近くにあるワイン博物館に行ってきました。
アクセス
クリスマスのパリはどこも観光客でいっぱいですが、ここは訪れる人も少なく、ゆっくりと見ることができました。

ワイン博物館1

ワイン好きの私としては、今回ワインの歴史を知るうえでも非常に貴重な体験ができました。入場料は11,90ユーロ、グラス一杯のワインの試飲付き。また入口でオーディオ(音声)ガイド(日本語あり)も借りることができ、館内を見学するには欠かせません。
館内には、ワインの栽培、収穫から醸造までの工程とそれに使われた器具が、歴史的に系統立てて展示されています。

通路
ここはもと採石場の後で、その後ワインの貯蔵所として使われていたそうです。温度と湿度が一定のため、ワインには最適だったのでしょう。

ワイン収穫

シャンパン
シャンパンを作る様子が蝋人形で再現されていました。

ワインボトル
様々なワインのボトル

ナポレオン
ナポレオンがワインを試飲する様子を再現した蝋人形

見学が終わると、ワインの試飲で赤、白、ロゼのうちどれか好きなものが飲めます。

ワイン好きの方のみならず、ワインがフランスの産業にとっていかに重要かがわかるので、歴史に興味のある方にもお薦めです。

ワイン博物館URL
開館時間:火曜日〜日曜日 10時〜18時
http://www.museeduvinparis.com

| エッセイ | 10:20 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
2009年12月 パリ滞在記

セーヌ川から見たエッフェル塔

天気に恵まれた日にパリの街を見物するのは、私にとってとても楽しみです。一昨年(2008年)はVelibを使って自転車で街を回りましたが、今回(2009年)は天気が悪く寒かったこともあり、メトロと徒歩で回りました。

しかし12月26日のパリは快晴。パッシー地区に足を延ばしてみました。シャイヨー宮からエッフェル塔を挟んでパリの街を見る眺めは絶景!


この近くにドビュッシーやフォーレの墓があるパッシー墓地があるというので行ってみました。

ポール・デュメ通り側から見たところ。塀で囲まれています。
入口はこの坂を上がったところにあります。


墓地の入口

捜しました、ドビュッシーのお墓!墓地の中を何度もぐるぐると回っていました。実は墓地の入口に管理事務所があって、そこにこの墓地に埋葬されている有名人の名前と墓がある区画と位置を示す地図があるのですが、実際に歩いてみると迷子に。

それもそのはず。ドビュッシーの墓は立ち並ぶ大きく立派なお墓の後ろに、ひっそりとあったからです。

矢印がドビュッシーの墓 


ドビュッシーの墓

ドビュッシーの墓正面
金色で名前とドビュッシーのエンブレムが刻まれています。

ドビュッシーの墓裏
裏にはドビュッシーの生没年、フランスの音楽家、妻と娘も一緒に葬られていることが刻まれています。

フォーレの墓もきっとこんな感じではないかと思って、捜してみると、さらにシンプルな墓石だけのお墓。それも奥さんの実家のフレミエ家とフォーレ家が一緒になっていて、そのなかにガブリエル・フォーレと名前があるだけでした。

フォーレの墓石
フォーレ家の墓石 


墓地からもエッフェル塔が見えました。

墓地には石の家のように立派なお墓が多く、それに比べるとドビュッシーやフォーレの墓が墓石だけの質素なものだったのが印象的でした。

この後、歩いて10分くらいのところにあるパリ・ワイン博物館に行きましたが、それについては次の記事でアップします。
| エッセイ | 11:12 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
帰国しました(2010年1月02日
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。

本日、無事日本に帰国しました。

今回の旅行で訪れた公演は14演目!

コルンゴルト:死の都(フランクフルト)
ビゼー:カルメン(ミラノ)
R・シュトラウス:影のない女(チューリッヒ)
ヘンデル:オルランド(チューリッヒ)
モーツァルト:コジ・ファン・トゥッテ(チューリッヒ)
シュミット:七つの封印(リンツ)
ハイドン:月の世界(ウィーン)
ジョルダーノ:アンドレア・シェニエ(パリ/バスティーユ)
ラモー:プラテー(パリ/ガルニエ)
バレエ・リュス(パリ/ガルニエ)
プッチーニ:ラ・ボエーム(ベルリン/ドイツ・オペラ)
グルック:アルミーダ(ベルリン/コーミッシェ・オーパー)
モーツァルト:魔笛(ベルリン/国立歌劇場)
ロッシーニ:チェネレントラ(チューリッヒ)

ベルリンでは、福島から来た高橋夫妻、小林夫妻と合流。
さらには演出家のデレク・ギンペル、デボラ・ヨーク夫妻の家に滞在するなど、充実した日々でした。

パリとベルリン、そして大晦日のチューリッヒにつては
後日記事をアップします。

お楽しみに(笑)
| エッセイ | 12:53 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP
2009年12月パリ滞在記 .丱譽─Ε螢絅垢魎僂
12月23日から27日までパリに滞在しました。
昨年に続いて2年連続でパリのクリスマスを満喫しました。
今回の滞在では、オペラは「アンドレア・シェニエ」と「プラテー」、バレエは「バレエ・リュス」を観ました。
今日はそのうちもっとも強い印象を受けたバレエについて書きます。

parisoperasalle

12月26日 パリ・オペラ座(ガルニエ宮)19:30
ロシア・バレエ(フォーキン、ニジンスキー、マッシーヌ振付)
舞踏への誘い
牧神の午後への前奏曲
三角帽子
ペトルーシュカ

ディアギレフ率いるロシア・バレエ団がパリに客演してから100年になるのを記念して、当時の振付とセットを再現しての上演です。この上演シリーズは来シーズンも続くようなので、とても楽しみです。

ファリャの「三角帽子」やストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」など、音楽と踊りがいかに密接に結びついていたか、良く分かりました。
petrushka

ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」は、もとはバレエの作品ではありませんが、振付がぴったりでオリジナルのバレエ音楽かと思ってしまうほどでした。

faune
バレエ・リュスのプログラム表紙 牧神

falla
「三角帽子」終了後のカーテンコール


「ペトルーシュカ」の舞台


「ペトルーシュカ」終了後のカーテンコール

当時の衣装を再現した舞台では、バレエが踊り、音楽、デザインを総合した芸術であったことが良くわかりました。

来シーズンのバレエ・リュスのプロダクションが楽しみです。
| エッセイ | 02:59 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑PAGE TOP